お線香を置くためにあるのがお墓の付属品の香炉であり、デザインセンスが良いタイプも増えています。お墓の前に配置される香炉ですから、お墓の装飾品としても、見た目の印象を大きく左右する存在です。香立てと呼ばれるのは立置型であり、線香を横にすることなく、立ててお供えをするタイプです。近年ポピュラーになっているのは横型香炉で、横向きにお線香をお供えすることができます。主流になっているのは屋根付きタイプであり、受け皿に灰が落ちてくれるため汚れにくく、雨風からもガードされる優れものです。屋根があり石のくりぬき部分にお線香を置くのはくりぬき香炉であり、くりぬきの形も屋根のスタイルもバリエーションがたくさんあります。和型墓石のお墓でダントツ人気なのは、見た目もゴージャスで屋根が経机の形状になっている経机香炉です。限られたお墓スペースを有効に使うなら、供物台香炉を選ぶことができます。香炉の角が欠けにくくて、半円のアーチ状の屋根が美しいのはアーチ型香炉です。 |